町の便利屋
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便利屋こそ、無店舗起業の王様といっても良いのではないのでしょうか。
便利屋という言い方が、テレビや雑誌で何度も紹介されることで知名度を不動のものにしましたが、要は何でも屋です。
それこそ、客の要望に対して、できることはできる、できないことはできないといってしまえばよいわけで、設備投資などは、プラスマイナスで利益が大きそうな場合に限りすればよいし、ある意味では得意なことだけをやっていれば良いのですから、営業力さえあれば、本当に誰でも、明日からでも無店舗起業することが可能です。
当然と言えば当然ですが、競争率は高いです。誰でもできる商売なのですから、自分だけの得意分野を持っていなければなりません。
確かにできることはできる、できないことはできないと言えば言えますが、仕事内容として多くの割合を占めている、家事代行、清掃、引越し、修理などは、専門業者がすでに確立されているわけで、何も便利屋に頼む必要はありません。
ということは、よっぽど売れっ子の便利屋でもない限り、仕事を選んでいる余裕などないはずです。
ところで、昔はこの便利屋のような人がたくさんいて、その仕事の延長上に、自分の専門分野を見つけて、掘り下げて、大きな会社を作り上げたと言う人の話は枚挙に暇がありません。
自分はサラリーマンでい続けるつもりはない、けれど、何をして良いのか、自分が何をしたいのか分からないという人は、とりあえず、この仕事に挑戦してみるのも面白いかもしれませんね。
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